皆さんこんにちは!カロリートレードジャパン別府代表小野です!
今回は最近よくアスリートやトレーナーの間で議論されているストレッチはやるべき?やらないべき?について答えていきます。
まず結論から言うとこれは、その人のニーズによるが正解です。こんなつまらない回答は期待してなかったと思いますが、ここからストレッチの目的に応じた種類などを解説していくのであなたにとっての答えが出てくると思います。楽しみにみていってください。
ストレッチの種類
まず、ストレッチにはいくつか種類があります。それぞれ適切なタイミングや効果が違うのでしっかり確認して使い分けていきましょう。
スタティックストレッチ(静的ストレッチ)
スタティックストレッチとは反動を利用せずにゆっくりとジワジワ筋肉を伸張させるやり方です。
筋肉を伸ばした状態で反動をつけず一定時間保持(20秒〜45秒程度)することで、筋肉の緊張を和らげ柔軟性の向上や間接可動域の拡大に効果があります。
また、深呼吸を意識して行いながら実施することで副交感神経を刺激し、リラックスさせる効果もあります。
しかし、準備運動などには不向きです。準備運動でスタティックストレッチを行うと、必要以上に筋肉が伸びてしまったり、関節の可動域が広がりすぎてしまうことがあります。そうなると筋出力の低下やあらゆるパフォーマンスの低下につながるため、基本的に準備運動は動的ストレッチを用いることが多いです。
適したタイミング目的
運動後のクールダウン、お風呂上がりなど身体があったまってる状態、関節可動域の拡大、柔軟性の向上、心身のリラックス
バリスティックストレッチ(動的ストレッチ)
バリスティックストレッチとは反動を利用してリズミカルに筋肉を伸張させるやり方です。このストレッチは体育の時間でアキレス腱などを1.2.3・・と反動をつけて行っていた記憶がある人も多いと思います。
このストレッチはウォーミングアップを行い身体が少しあったまってから行うと良いとされています。反動を利用して行うため伸ばした筋肉が限界を超えてしまう可能性があり、その結果筋肉や腱の損傷につながることがあります。
そういったことから十分な注意が必要と認識が広まり、近年では行っている人も少なくなっているようです。
ダイナミックストレッチ(動的ストレッチ)
ダイナミックストレッチとは、拮抗する筋肉の収縮を促して対象の筋肉を伸ばしていくものです。
バリスティックストレッチと異なる点は伸ばしたい筋肉と反対の作用を持つ筋肉を収縮させて対象の筋肉の柔軟性を高めたり、実際の運動を連想させた動作を取り入れることで筋群の協調性を高めることができます。
スポーツ界で言うとブラジル体操や、近年で言うとマエケン体操などのように準備運動に用いられることが多いです。
ラジオ体操も動的ストレッチが用いられています。
動的ストレッチは伸張反射を高めることで運動の切り替えがスムーズになったり、心拍数の向上などの効果があり、準備運動に適していると言われてます。
適したタイミング目的
パフォーマンス前の準備運動
まとめ
ストレッチをやるべきか?と言うことで静的ストレッチと動的ストレッチを紹介させていただきました。それぞれストレッチには目的がありその目的をしっかり理解して行うと様々な良い恩恵があるので是非参考にして、必要であれば自分の目的にあったストレッチを取り入れてみてください。
長くなりましたが最後までご覧いただきありがとうございました。
カロリートレードジャパン別府代表小野