こんにちは! カロリートレードジャパン 別府 小野です!
今回は、多くのアスリートが引用しているBCAAについて解説していきます。
BCAAとは・・・
人間が、生きていく上で体外から摂取しなければいけない必須アミノ酸は9種類ありますがその中でもバリイン・ロイシン・イソロイシンの3種類のアミノ酸は、筋肉のエネルギー代謝や合成などに深く関わると考えられています。この、バリン・ロイシン・イソロイシンの3種類は、分岐する構造をもつことから、分岐鎖アミノ酸またはBCAAと呼ばれます。
BCAAの効果・役割
BCAAは、筋肉や血液中にあり筋肉中のタンパク質分解を抑えたり身体作りにも深く関わり運動時にはエネルギー源として利用されるといわれています。
●筋肉の分解を抑える
運動すると筋肉に蓄えられている糖質や脂肪を分解してエネルギーとして使用します。それでも足りない場合、血液中の糖・脂肪・BCAAからもエネルギーを生み出します。しかし、BCAAを使用するということは本来BCAAを持つ筋肉のタンパク質を分解し筋肉を構成するために足りなくなり筋肉の損傷やトレーニングの効果が思うように得られないなどの影響が出る恐れがあります。そのため、運動中は血液中にBCAAを増やすことで筋肉の分解を抑えられトレーニング効果が高まると言われています。
●筋肉の合成を促す
筋肉中のタンパク質を構成しているアミノ酸の中でもBCAAの占める割合は、約35%あります。そのためパフォーマンス向上のために筋力トレーニングをする場合、BCAAがとても大切な栄養素となります。その中でも特にロイシンは、筋肉の合成に強く影響を与えると考えられています。
BCAAの摂取タイミング
運動前
長時間運動するランニングやウォーキングなどは、糖質からのエネルギー供給が枯渇し、エネルギー源を得るために筋肉の分解が進みやすいので運動前にBCAAを摂取し、血液中のBCAA含有量を増やしておきましょう。
運動後
筋力トレーニングでは、トレーニング後の筋肉の修復がとても大事になります。トレーニング直後のタンパク質補給は、筋タンパク質の合成率をより向上させると言われているためBCAAは、運動直後に摂取するようにしましょう。
BCAAとEAAの違い・・・
EAAとは、体外から摂取しないといけない必須アミノ酸9種類のことを指します。このEAAについては、こちらで詳しく解説しているので参考にしてみて下さい。
BCAAは、このEAAの9種類の必須アミノ酸のうち、特に重要と言われる3種類の必須アミノ酸、バリン・ロイシン・イソロイシンのことを言います。
なので、EAAはBCAAも含まれています。ですが一概にEAAの方が優れているかというとそうではありません。EAAでもBCAAの含有率が低いものもあります。なので結論からいうと一番良いのはBCAAの含有率が高いEAAと言えるでしょう。
価格的にもEAAよりも、BCAAの方が安いため、予算が少ない人にもBCAAがおすすめと言えるでしょう。
まとめ・・・
今回は多くのトレーニーやアスリートが飲用しているBCAAについて解説していきました。BCAAは身体作りにおいてとても重要な栄養素なので気になった方は是非一度試してみてください。
長くなりましたが最後までご覧いただきありがとうございました。
カロリートレードジャパン別府小野